ActifioがSAP HANA のデータ保護を変えます

SAP HANAはインメモリ・データベースを採用しており、エンタープライズ向けのトランザクション処理と分析機能を高速に行います。基幹業務を担うSAP HANA には、エンタープライズクラスのバックアップ、DR、データベースクローン作成機能が必要です。

SAP HANA導入企業の課題

バックアップ時間

多くの企業がSAP HANA のバックアップにSAPの backint API と連携するバックアップ製品を利用していますが、繰り返しフルバックアップを行うことになるのでバックアップに長時間を要します。

バックアップ頻度

バックアップが長時間に及ぶためバックアップ頻度を増やすことができません。バックアップ処理が24時間を超えることもしばしばです。

リカバリ時間

これまでのバックアップ製品は、SAP backint 形式からSAP HANA 形式にデータフォーマットを変換してリカバリしなくてはならないので、時間がかかっていました。

高価で効率の悪いデータベースのクローン作成

開発、テスト、分析のためのデータベースのクローンを作成するには、長いコピー時間と多くのストレージ領域を必要とします。

困難なクラウド活用

旧来の方法で取得したバックアップデータは、複雑で変換に時間がかかるため、クラウド上のデータウェアハウスサービスを活用するのは簡単ではありません。

Actifio Sky for SAP HANA

SAP HANA の導入形態には下記の二つがあります。

  1. SAP HANA アプライアンス: SAP社のパートナーの提供する最適化されたハードウェア上にSAP社のソフトウェアをインストールしたアプライアンス。
  2. SAP HANA テイラードデータセンター統合(TDI): 企業はSAP社が認定したハードウェアを組み合わせてSAP HANAの基盤を構築することができます。パブリッククラウドの活用も選択肢の一つです。

いずれの形態においてもActifio Sky は、バックアップ/DR、データベースのクローン作成、さらにはSAP Hana studio との統合も可能です。

理想のソリューション

バックアップ時間

永久増分バックアップ機能によって、変更されたブロックのみを効果的に取得します。

バックアップ頻度

永久増分バックアップによって、バックアップ頻度を1時間に短縮します。トランザクションログは最短15分ごとに取得できます。

リカバリ時間

即時マウント機能によって、バックアップデータを使ったリカバリの時間を最大で1/10に短縮します。(SAP HANA の立ち上げ時間にも依存)

データベースのクローン作成

複数のテスト環境への仮想コピーのマウントによって、データコピーの時間とストレージの容量を最大で1/10 に節約します。

クラウドの活用

クラウド上でSAP HANA のデータをネイティブフォーマットで即時マウントすることにより、AWS Redshift, Google BigQuery を活用した分析がETL 経由で迅速に行えます。

数分で完了する永久増分による高速バックアップ

アクティフィオはSAP HANAの提供するAPI (hdbsql BACKUP DATA CREATE SNAPSHOT) を活用し、データベースの静止点イメージ(スナップショット)を永久増分で格納します。

 

 

Actifio connector ソフトウェアは、変更ブロックピットマップ(Changed block bitmap)を参照して、変更されたデータブロックをデータエリアからActifo Sky に転送する。対象データが少量の差分のみであるためバックアップは短時間で終了し、1時間ごとのバックアップを行うことも可能。トランザクションログは最短で15分ごとに取得可能。これまでのフルバックアップと差分バックアップを組み合わせた方式ではCPUとネットワークの負荷を高めることとなり、バックアップ時間とリカバリ時間も長くなる。

リカバリ時間を数分に短縮

Actifio Sky ソフトウェアアプライアンスを使えば、さまざまな種類のストレージにバックアップデータを保存することができます。差分のバックアップが終わったほんの数分後には、最新データのフルバックアップイメージが利用できます。

 

 

 

SAP HANA データベースのリカバリは効率的かつ迅速に行われます。Actifio Sky を使えば、あらゆる過去のバックアップ時点のデータベースイメージを数分でマウントすることができます。 データベースイメージにアクセス可能ですが、リカバリ対象のサーバーにデータをコピーするわけではありません。Actifio Connectorは過去のバックアップイメージに対する即時マウントを行った後に、SAP HANA API (recoverSys.py)を介してSAP HANA database の立ち上げを行います。即時マウントはすぐに完了しますので、リカバリの大半の時間はSAP HANA database と アプリケーションの起動に費やされます。

負荷の高いバックアップデータのフォーマット変換のために長いリストア時間を必要とする旧来方式と比べ、アクティフィオの即時マウント技術はダウンタイムを短縮し迅速なデータアクセスを実現ます。

取得済みのログファイルを利用すれば、バックアップ時点だけでなく、任意の時点にリカバリすることができます。

効率的で柔軟なデータ保存

管理者は、バックアップの取得頻度、データ保持期間、DRサイトへのレプリケーション頻度等の管理ポリシーを設定します。複数年にわたるデータ長期保存のニーズに対しては、アクティフィオの重複除外技術(Dedup)を用いるほかに、オンプレもしくはクラウド上のオブジェクトストレージを活用することも可能です。

テラバイト超のデータベースの複製を数分で実現

Actifio Sky で保存したバックアップデータはテスト、開発、品質保証、検収、分析などの目的でも活用されます。開発や品質保証のユーザーがオンデマンドで必要なデータを利用できるセルフサービスを実現できます。

 

 

アクティフィオの仮想コピーは容量効率が高く余剰のストレージを必要としません。ワークフロー機能を使うと、仮想データベースを複数のテスト環境にコピーし、それぞれのサーバーのSAP HANA をスタートさせるまでを自動化することができます。

現実には、アクティフィオを使ったテスト環境構築の中で最も時間を要するのは、SAP HANA データベース起動の待ち時間です。

これまでのバックアップソリューションではデータベースの物理コピーを作成するのに数時間から数日を要し、ストレージの容量も場合によっては10倍以上を必要とします。

 

 

パブリッククラウドを使ったDRと オンデマンドデータベース複製

SAP HANA とActifio Sky は、AWS, Google, Azure, IBMをはじめとするさまざまなパブリッククラウド上で稼働させることができます。Actifio Sky はデータセンタもしくはクラウド上のデータを、他のデータセンタやクラウドにレプリケーションして保護することができます。

企業はActifio Sky を活用し、災害対策やデータベース複製の目的で、パブリッククラウド上のバックアップイメージをオンデマンドで活用することができます。オンデマンドで利用するパブリッククラウド上のSAP HANAサーバとActifio Sky による迅速な仮想コピーは、高い投資対効果を企業にもたらします。

これまでの方法でテスト環境を構築すると、バックアップデータからのコピーに数日を費やすことも珍しくありませんでした。I/O負荷、CPU負荷の高い、長時間におよぶ環境構築プロセスは、クラウド活用の利点を損なうものです。

コンプライアンスに対応したデータの暗号化

全てのデータとレプリケーションはAES 256 によって暗号化されます。さらにアクティフィオは、ロールベースのアクセス制御と監査証跡を持ち、個々のユーザーの操作履歴を確認することができます。 クラウド事業者から要件に応じたより高いレベルのセキュリティ機能を提供することもあります。たとえば、Google cloud は次のセキュリティ認定を受けています。-   ISO 27001, SSAE-16, SOC 1, SOC 2, SOC 3