Oracle 導入企業の課題

多くの企業のアプリケーションはOracle DBMS上に構築されています。広く使われているERPパッケージのSAP やOracle EBS もOracle DBMS と連携します。重要な情報の多くはOracle DBMS 上に格納されますので、企業はエンタープライズクラスのバックアップ、DR、データベースクロン作成機能を必要としています。

バックアップ時間

多くの企業が使っている旧来型のバックアップ製品は、週次のフルバックアップと日次の差分バックアップを組み合わせたものなので、バックアップ取得に長時間を要します。

バックアップ頻度

バックアップが長時間に及ぶためバックアップ頻度を増やすことができません。バックアップ処理が24時間を超えることもしばしばです。

リカバリ時間

これまでのデータリカバリでは、バックアップデータの形式からオラクルのネイティブフォーマットへの変換が必要だったため、長い時間がかかっていました。

高価で効率の悪いデータベースのクローン作成

開発、テスト、分析のためのデータベースのクローンを作成するには、長いコピー時間と多くのストレージ領域を必要とします。

高価なデータ保護

テープメディアや重複除外(Dedup)アプライアンスに、それぞれのフォーマットで保存したデータは容量単価が高価で、アクセスに時間がかかるため監査目的で利用には向いていません。

困難なクラウド活用

旧来の方法で取得したバックアップデータは、複雑で変換に時間がかかるため、クラウド上のデータウェアハウスサービスを活用するのは簡単ではありません。

Oracleと アクティフィオ

Oracle データベースはさまざまな環境で利用されます。例えば、自社データセンタで、Oracle Cloudを利用して、クラウド上のIaaS基盤に導入することもあります。Oracle データベースの構成もさまざまで、クラスタリング(RAC  or not)、ファイルシステム(ASM or not)、レプリケーション(Data Guard or not)、アプライアンス(Exadata or not) など、多様な選択肢の中から目的に応じた構成がとられます。

アクティフィオのソフトウェア・アプライアンス「Actifio Sky」はOracle データベースと連携して、バックアップ/DR、データ長期保管、データベースのクローン作成を行うエンタープライズクラスのソフトウェア・ソリューションで、前出のさまざまな環境と多様な構成に対応しています。ここで忘れてはならないのは、Actifio Sky が大規模なOracleデータベース環境に対応していることで、1インスタンスの容量が100TBを超えるデータベースとも確実に連携することができます。

理想のソリューション

バックアップ時間

永久増分バックアップ機能によって、変更されたブロックのみを効果的に取得します。

バックアップ頻度

永久増分バックアップによって、バックアップ頻度を1時間に短縮します。トランザクションログは最短15分ごとに取得できます。

リカバリ時間

即時マウント機能によって、バックアップデータを使ったリカバリの時間を最大で1/10に短縮します。

データベースのクローン作成

複数のテスト環境への仮想コピーのマウントによって、データコピーの時間とストレージの容量を最大で1/10 に節約します。

データ保存のコスト

「安価で拡張が容易なオブジェクトストレージ」に格納したバックアップデータへの即時マウント機能によって、監査目的での迅速なアクセスを低価格で実現します。

クラウド活用

クラウド上で、ネイティブフォーマットのOracle データベースを即時マウントすることにより、AWS Redshift, Google BigQuery を活用した分析がETL 経由で迅速に行えます。

アクティフィオの特徴  –  バックアップとDR

 

リカバリ時間を3日から数時間に短縮しました。もうテープは必要ありません! これまで数時間かかっていたビジネスインテリジェンス(BI)データベースの復旧が、今では数分で完了します。

米Electric Insurance社 インフラストラクチャ・サービス ダイレクター  Bill Croteau氏

 

インスタント・リカバリ(即時マウント)

アクティフィオのインスタント・リカバリ機能を活用すれば、数TBのデータベースを数分でリカバリすることができます。

オンライン・ストレージ移行

アクティフィオはOracle ASM と連携します。インスタント・リカバリ(即時マウント)でマウントしたアクティフィオ・ストレージ内のOracle データベースを、オンライン中に本番ストレージに移すことができます。

バックアップ時間

初回のフルバックアップを除いて、全てのバックアップは永久増分で行われます。アクティフィオはOracle RMAN とAPI連携しアプリケーションの静止点を確保したバックアップを取得します。複数のRMANチャネルを使って、もしくは、Oracle RAC の複数ノードを活用して、バッアップ時間を短縮することもできます。

Oracle Data Guard 連携

Oracle Data Guard を導入している環境では、プライマリデータベース、セカンダリーデータベースのいずれかからバックアップを取得できます。

クラウドへのDR

レプリケーション先のデータセンタやパブリッククラウドにActifio Sky を導入することで、短時間で業務復旧が可能なOracle データベースの災対環境が構築できます。即時マウント機能を使えば本番環境に影響を与えずに災対訓練(DRテスト)が可能です。レプリケーション先は、Oracle cloud, AWS, Azure, IBM Cloud などのクラウドサービスからも選択できます。

柔軟なレプリケーション設定

永久増分バックアップのレプリケーションを最小1時間の頻度(RPO)で行うことができます。15分ごとにアーカイブログを転送すれば、1時間以下の頻度(RPO)にも対応可能です。

アクティフィオの特徴   –  データベースの複製(クローン)

 

アクティフィオを使うことで大規模データベース(VLDB)のクローンをセルフサービスで作ることができます。コピーを作成するまで18時間かかっていましたが、いまでは15分です。さらに我々はストレージ容量を50%以下に削減することができたのです。

出典: GARTNER PEER INSIGHT

 

容量効率

仮想コピーは余分なストレージ容量を必要としません。たとえば、プロジェクトメンバーの20名それぞれに5TBのデータベースの仮想コピーを割り当てたとしても、追加のストレージ容量は必要ありません。仮想コピーとして提供されているデータベースに変更を加えた時に、変更済みブロックのサイズ分だけ追加の容量が必要となります。

仮想データベース

1TBであろうが50TBであろうが、データベースのサイズに関係なく、複数の仮想データベース(クローン)をほんの数分で用意することができます。

高性能

アクティフィオは、Oracle データベースの複数の仮想コピーに対する20万IOPs を超えるトランザクションを処理することができます。

ロールベースのアクセス制御

アクティフィオの管理者は「誰が」「どのサーバ上の」「どのデータベースに」アクセスできるかといった、IT部門が管理すべきユーザー権限を柔軟に制御することができます。

セルフサービス

アクティフィオのコピーデータ利用者は、既存のユーザーアカウントを使って、アクティフィオ・アプライアンスにログインし、自らが仮想データベース(クローン)を作成して利用することができます。(ActiveDirectory, LDAP 連携)

データマスキング

機密性の高い情報に対して、市販のデータマスキングツールやカスタム・スクリプトを使ったマスキング処理を自動実行する機能をアクティフィオは持っています。「開発担当者はマスキング済みの仮想コピーにしかアクセスできない」といった条件を設定して本番データへのアクセスを宣言することもできます。

テストデータのリフレッシュ

アクティフィオは、本番データベースの変更されたデータブロックのみを取りこんで仮想データベース(クローン)を再同期します。本番環境に与える影響を最小限にとどめながら短時間でデータを同期しますので、開発・テストに利用する仮想データベース(クローン)を頻繁に更新することができます。もちろん、自動化にも対応しています。

ブックマーク

開発者は、特定の時点で仮想データベース(クローン)をブックマークし、別のデータバージョンに分岐することができます。 データベースのスキーマを変更し、他のテスト環境に反映する場合に特に役立ちます。

DevOps / 継続的インテグレーション

DevOps実現に向け、Jenkins、Chef、Puppet、Ansible、またはServiceNowとアクティフィオAPIプラグインを連携させることで、仮想データベース(クローン)のプロビジョニング・プロセス全体を自動化できます。

構成の異なるOracle間でデータベースを共用

アクティフィオは、異なる構成のOracle データベース間でデータベースを共用できますが行えます。例えば、スタンドアロン、もしくは、複数ノードRACのASMのバックアップデータから作成した仮想データベース(クローン)は、ASMに対応したあらゆる構成のOracle サーバーからアクセスすることができます。(Standalone ASM, Single node RAC or Multi node RAC)

マウントサーバー

アクティフィオで作成した仮想データベース(クローン)は、単独のマウントサーバにまとめてマウントさせることができます。複数の仮想データベース・をまとめてプロビジョニングできるので、効率的にインフラを管理できます。

アクティフィオの特徴  –  データの長期保存

アクティフィオは、データの特性と保存要件にマッチしたデータ保存を経済的な方法で実現します。本番サイトでの保管、災害対策サイトへの転送、クラウドの活用の全てに対応しており、保存期間もGUI上の設定だけで自在に変更することができます。大規模データの長期保管にあたっては費用の大小が方式選定の重要な要素となります。データ容量の圧縮に優れている重複除外技術を使ってストレージ容量を節約するだけでなく、低価格のデータ保存場所として注目を集めているオブジェクトストレージを活用することもできることはアクティフィオの強みの一つです。

保存期間の設定

何日間、何週間、何ヶ月間、何年間、さらにはそれ以上、といったバックアップデータの保存期間を、アプリケーションごとに柔軟に設定することができます。保存期間は後からでも変更できます。

多様なデータ保存先

バックアップデータを保存するストレージと保存場所を柔軟に選択できます。データの置き場所は、アクティフィオアプライアンスの重複除外領域(Dedup+圧縮)、もしくは、オブジェクトストレージ(圧縮)のいずれかとなりますが、オンプレ、クラウドの両方に対応しています。同時に二箇所に保存することも可能です。

オブジェクトストレージへの即時アクセス

オブジェクトストレージに格納されたバックアップイメージは、たとえそれが10年前のものであったとしても、即座にアクセスすることができます。

 

アクティフィオ と Oracle の連携

アクティフィオは、Oracle RMANと連携してデータを取り込み、永久増分バックアップによって取得した変更ブロックで更新します。効率的かつ迅速にデータを活用するために、内部ではネイティブフォーマットの仮想イメージを保持します。RAWボリューム、ファイルシステム、ASMなど、すべてのOracleストレージフォーマットをサポートしています。

Oracle

 

データベースイメージが取り込まれると、このイメージはすぐに使用できる状態になり、長期保存のために重複排除されたり、災害復旧の目的で遠隔地に転送されたりすることがあります。